2025/02/08 (土) 16:00 – 17:30
【チケット予約】
https://imff-0208-b3.peatix.com/
【概要】
昨今、映像や演劇業界でのパワーハラスメント、セクシュアルハラスメント、事件性のある性暴力事件が、急速に表面化しています。これらは年月が経ってから告発されることが多く、その背景には、被害と向き合うことへの想像を絶する精神的負担や、告発後の二次加害問題などが壁となり、告発しづらい状況があるといえます。このシンポジウムでは、これらが起きてしまう業界の構造的問題や、これらとどう向き合っていくかを考えます。
【ゲスト】
東海林 毅
(映像演出/映画監督)
武蔵野美術大学在学中より活動を開始し1995年東京国際レズビアン&ゲイ映画祭にて審査員特別賞を受賞。バイセクシュアル当事者でもあり、商業作品を監督する傍ら、主に自主作品を通してLGBTQ+と社会との関わりを探ってきた。短編「老ナルキソス」(2017)が国内外の映画祭で10 冠を獲得、長編版をセルフリメイクし2023年に劇場公開された。「片袖の魚」(2021)では日本で初めてトランスジェンダー当事者の一般公募オーディションを行い話題となる。
森崎めぐみ(もりさき・めぐみ)
俳優。一般社団法人日本芸能従事者協会代表理事。全国芸能従事者労災保険センター理事長。共立女子大学非常勤講師。
映画「人間交差点」で主演デビュー後、黒沢清、是枝裕和などの監督作品に出演。キネマ旬報「がんばれ!日本映画スクリーンを彩る若手女優たち」に選ばれる。
TV「暴れん坊将軍」「相棒」など多数、舞台「必殺!」(京都南座)ヒロイン役主演。
代表作に国際ゆうばり映画祭ファンタランド大賞受賞作、仏国ドーヴィルアジア映画祭など正式出品「CHARON」カロン役主演。主な著書に岩波新書『芸能界を変える たった一人から始まった働き方改革』(岩波書店)、ほか。
文化庁「文化芸術分野の適正な契約関係構築に向けた検討会議」委員