2025/02/08 (土) 18:00 – 19:30
【チケット予約】
https://imff-0208-b4.peatix.com/
【概要】
国籍、人種、障がい、セクシュアリティなど、映像作品で表現されるマイノリティ描写は、どれだけ現実に沿ったものなのでしょうか。映画やドラマなどで表現される姿は、良くも悪くも、そのまま、社会的なイメージに繋がることがあります。ここでは、盲養護老人ホームの日常を捉えたドキュメンタリー映画「そこにあるもの」や、児童虐待をテーマとした映画「アリスの住人」を制作した澤佳一郎監督、ドラマ「ひだまりが聴こえる」で、聴覚障がい者への情報保障手段となる要約筆記について監修を担当した高野慎太郎さんと一緒に、マイノリティとメディアの表象について考えます。
【講師】
澤佳一郎(さわ けいいちろう)
映画美学校ドキュメンタリー科卒。
修了制作作品『そこにあるもの』が翌年の映画美学校セレクションに選出。
2020年には文化庁主催「音声ガイドスタッフ育成講座」の教材として提供し講師モニターとしても参加。
フィクション作品では2017年に『その夜を越えて』で横濱IFF2017短編部門最優秀作品賞を受賞。
2019年に初長編作品『モラトリアム完全版』で劇場公開を果たす。
2021年『アリスの住人』でSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2021 国内長編部門などに入選。
Asian Movie Pulseで「2021年日本映画ベスト20(13位)」で紹介される。
2022年、第95回キネマ旬報ベスト・ テン(作品、新人女優賞、助演女優賞)にノミネート。
現在も映画、MV、企業CMなど映像ディレクターとして活動中。
高野慎太郎(たかの しんたろう)
東京大学教育学部附属中等教育学校講師/自由学園中等部・高等部教員
公民科教科書に掲載された性の多様性に関する実践を始めとして、多様性と包摂に関わる教育実践に取り組む。ドラマ「ひだまりが聴こえる」ではノートテイクに関わる監修を務めた。近著に『日本キャリア教育事始め』(風間書房)がある。
■ 紹介記事(「きょういく」を探求し、創造する 先生の学校)
https://www.sensei-no-gakkou.com/article/no0080/
■ 紹介動画(いつから必要? LGBTQ+の教育/超福祉の学校@SHIBUYA)
https://www.youtube.com/live/Y4J7F9dYiL4?si=OoFgvuf1PCRK3yF0