みらい国際映画祭 いよいよ開催!

こんにちは!
みらいマガジン6回目の記事となります!
今回は、第一次審査を通過しました6作品の紹介、1/27上映会イベントのタイムスケジュール、当日行われる表彰式の各賞についてご紹介したいと思います。

まずはじめに・・・

入賞作品決定!!

入賞作品のあらすじと制作者からの作品意図・コメントをご紹介します!

〜短編部門〜
①『霞立つ』永井和男 監督

高校卒業を目前に就職先が決まっ ていないミカは、友達2人にユー チューバーになれば?とそそのかさ れる。その場では拒否したミカだが、 自宅に帰り一人になるとこっそり YouTubeにアップする動画の撮影 を始めるのだった。(20分)

コメント「映画を撮る際に大切にしていることは『言葉』です。その言葉を生み出しているのは今や女子高生です。最近の女子高生は自分のお姉さんのことを『姉ぴ』お兄さんのことを『兄者丸』と呼ぶらしいです。『じゃあ母親のことはなんて呼ぶの?』と聞いてみたら『お母さん』と答えてくれました。マジ卍です。」 

②『「あい」をたべる』渡辺悠太 監督 (東京工芸大学:制作当時)

主人公はお母さんの作るご 飯が大好き。学校でのお弁当 の時間は彼にとって唯一の 楽しみだった。唯一の。(8分)

 


コメント「自身のこれまでの経験から『いじめに苦しむ人々を救いたい』という思いがあり、制作することに至りました。この作品がいじめから人々を救う一助となれば幸いです。」

『ナナちゃん、Oh mein Gottしよ♡』西本達哉 監督 (映画美学校)

関西の地方都市の3月。卒業式を迎え たてつじと小出は、保健の先生に別れ を告げる。3年間、勝手に愛したナナ ちゃんは間も無く遠い存在となってしま う… 勝手な愛をぶちまけたい男と、勝 手な愛をぶちまけたい男に負けたくない 女とその他いろんな人間がマウントを取 り合う短編喜劇。 (24分)

 

コメント「普段生きていたら勝手に人と引っ付いたり離れたりして、そのたび一喜一憂してしまいます。終電間際に友達が帰ってしまう寂しさとか、意味なく人と一緒に居られる喜びとか、気になる女の子がいるだけで生活が楽しくなる感じを青春映画という形を借りてやってみました。」

〜長編部門〜
『ユキジの国のアリサ』山口十夢 監督 (立命館大学:制作当時)

大学生のアリサは 夏休みに故郷「猫乃木町(ねこの ぎちょう)」に帰省していた。そこ で1年前に突如いなくなった兄「ユ キジ」が作った映画を見ることにな るものの、突如テレビから放たれる 閃光と共にいつの間にか砂漠に 立っていた。(76分)

コメント「
大学の卒業制作で長編を作りました。これまでの集大成として色々詰め込みましたが私の好きが詰まっています!長いのですがちょっとでも楽しいポイントがあれば幸いです。」

『口と拳』溝口道勇 監督(武蔵野美術大学 主なスタッフ:日本大学芸術学部)

ピンサロ、今日も男女が繁華街の片 隅でひしめき合って性欲処理をベル トコンベアー式に行っている。女子高 生の山崎茜は、そこではルイと名 乗っている。身体と引き換えに金を貰 う茜はある日、金を貰って殴られる、 自分と似たような男と出会う。(49分)


コメント「友人がピンサロで働き始めたと聞いた監督は、
その存在そのものを不思議に思い、彼女たちはなぜそこで働くのかという疑問から、学生貧困という問題について考えてみましたが、そこに必然的な回答ありませんでした。世界最古の職業である売春婦の末裔、女子高生・茜の身体とお金の関係を描いております。」

『夏を撮る』柴口勲 監督 (制作チーム:下関市立文洋中学校)

今日も部活に来ない黒岩、今日も部活に 居残る白波。小麦と若草は今日も一緒 だ。緑川がいて、紺野がいて、青谷がい て、赤城がいる。明日が彼らバスケ部3年 生の引退試合だ。一方で写真部の光石 は文化祭で発表する作品を制作中。先生 からの課題と同級生の願いをそっと胸に 秘め、シャッターを切っていた。(48分)

コメント「中学3年、あの特別な夏の記録。地方の教育に忍び寄る斜陽と、今も変わらぬ思春期の普遍。30名の中学生がキャスト・スタッフである。同級生が同級生に照明を当て、マイクを構え、カメラを向ける事でしか生まれなかった映画。下関市の中学校の実話に着想を得た物語を実際のバスケ部と顧問が演じている。」

 

1/27(日)入賞作品上映会イベント タイムスケジュール(予定)

 

11時半・・・受付

12時・・・映画祭スタート!

★豊島区映像教育プロジェクト(豊島区内の小中学生を対象に映像文化に対する理解、メディア・リテラシーの習得の促進等を目的に行われている事業)による作品上映
★子ども映画プロジェクト(みらい館にて子どもたちが主役となり脚 本づくりから撮影までを行うプロジェクト)による作品上映
☆上記2作品の代表者、関係者によるトーク

〜休憩〜

13時・・・入賞作品上映スタート!

★『霞立つ』(20分)
★『「あい」をたべる』(8分)
☆上記2作品の監督トーク

〜休憩〜

★『ユキジの国のアリサ』(76分)
☆監督トーク

〜休憩〜

★『ナナちゃん、Oh mein Gottしよ♡』(21分)
★『口と拳』(50分)
☆上記2作品の監督トーク

〜休憩〜

★『夏を撮る』(48分)
☆監督トーク

〜審査員による投票・集計〜

18時半・・・結果発表・表彰式

 

どの作品がどの賞へ・・・

本映画祭では、個性豊かな4種類の賞があります。ノミネートされた6作品の中から各審査により賞が決定します!

①<短編賞>・・・実行委員会および関係者による審査・選定。入賞した短編3作品の中から、最も「オススメしたい」と感じた短編作品。

②<みらい賞>・・・実行委員会および関係者による審査・選定。入賞作品6作品の中から、特に「熱く、青春度が高い」と感じた作品。

③<地域審査員賞>・・みらい館大明の関係者や関係施設、利用団体などの審査員が選定。映画祭当日、入賞作品6作を観賞後、投票。

④<特別審査員賞>・・・現役で映画を制作しているプロの映画監督やプロデューサーなどの特別審査員が選定。今回の特別審査委員は石川真吾さん(映画監督、編集技師)、木場明義さん(映画監督、長岡造形大学非常勤講師)。

 

 

 

 

どの作品がどの賞を受賞するのかとても気になるところですね。ぜひ上映会へ来て、目の前で行われる表彰式を見に来てください!上映会当日まで残り1日となりました。

青春がたくさん詰まった映画祭を一緒に楽しみましょう!

関連記事一覧

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


PAGE TOP