映画祭概要

[池袋みらい国際映画祭とは]

豊島区若者支援事業の一環で、10代から20代の映像作家の卵を支援することを目的に、2017年1月、第1回を実施しました。
会場は撮影場所としても使われている小学校の閉校施設『みらい館大明』。
タイトルの『国際』は、映画祭に関わった若者たちが将来(みらい)、日本から世界へ羽ばたいていけることを願って命名しました。
監督たちの熱い想いが詰まった作品をお待ちしています!

[開催日]

2024年1月24日(水)~1月28日(日)
[内容]招待作品の上映、コンペ作品のオフライン、オンラインでの上映、審査員によるトークショー等予定(詳細は随時SNSで投稿していきます)
[場所] みらい館大明 ブックカフェ 大明スタジオ 等
主催 みらい館大明ブックカフェ(特定非営利活動法人いけぶくろ大明/豊島区)
企画・運営 池袋みらい国際映画祭実行委員会
助成 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京(ライフウィズアート助成)
協賛 ロサラーンド株式会社、株式会社マテックス、特定非営利活動法人としまNPO推進協議会
・・・一般社団法人としまアートカルチャーまちづくり協議会

作品募集期間
2023年7月1日(土)〜11月12日(日)

[場所]

みらい館大明 ブックカフェ 大明 スタジオ 等

[審査と発表、賞について]

1.ノミネート選考審査
実行委員会が委嘱する選考審査員が応募作品の中からノミネートに該当する作品を合議により選出します。ノミネートされた作品は、ノミネート選考審査後、速やかに応募者に通知され、当映画祭公式サイト(2023年1月を予定)において正式発表されます。
※選考の結果は、2023年1月上旬までに全ての応募者宛に通知します。
2.最終審査
最終審査は、実行委員会が委嘱する以下の審査員によって審査されます。
【地域審査員】会場のみらい館大明や豊島区にゆかりのある審査員
【特別審査員】現役で映画を制作しているプロの映画監督やプロデューサーなど
【一般審査員】公募により作品をご覧になる一般の方
3.賞について
各賞の受賞作品には、賞状のほかに副賞をご用意しています。
【副賞】
「過去の実績」
「池袋シネマ・ロサでの特別上映」「Amazon.co.jpにてDVD・BD化及び一般発売」「表彰状、ブックカフェの主催事業でプレミア上映会実施」「みらい館大明撮影利用特別優待権」

◆池袋みらい国際映画祭開催の背景

施設をテレビ・雑誌の撮影で年間300件以上貸出しています。その中には大学のサークルや自主映画からの利用希望もあります。

みらい館大明は豊島区と協働で旧図書室(ブックカフェ)を拠点に若者支援事業を実施しています。その一環として若い映画作家の支援及び作品制作のサポートとして、学生や若い映画作家には料金を減免しています。その場合に任意で当館主催の「子ども映画プロジェクト」に協力していただいています。

子どもたちが主役となり脚本づくりから撮影までを行うこのプロジェクトは、2013年より映画専門学校の学生が全体プログラム制作・進行を行い、年2回(夏・冬)開催しています。※コロナ過になってから中止

協力していただいている学生たちの間から、子どもたちの作った映画や自分たちの卒業制作等自主映画を地域の人々に鑑賞してもらいたいという要望があがったことなどから本映画祭の企画がスタートしました。

◆池袋みらい国際映画祭概要

学生や若い映画作家が中心となり実行委員会を立ちあげ、名称は「池袋みらい国際映画祭」としました。「国際」は映画祭に関わる若者が将来(みらい)日本から海外に羽ばたいていけることを願い命名しました。映画サークル。専門学校生等が制作した映画を公募で受付、応募された映像作品は一次審査を経て入賞した作品の上映イベントを当館のスタジオで開催し各賞を決定しています。ささやかな規模ではありますが、地域密着型で若い映画作家を支援する映画祭です。

◆応募作条件 扱う題材が「学校」や「学生」に関連した自主制作映画、平均年齢10代〜20代で構成された制作チーム

◆審査方法

一次審査 学生・20代を中心に構成する実行委員会のメンバーが行い入賞作品を決定します。

入賞作品審査  以下の方々に鑑賞していただき各賞を決定

地域審査員(当法人の会員、区内文化施設担当者、当館利用の文化サークルの方を任命)

特別審査員(映像作品制作者等)

受賞特典等 受賞者にはみらい館大明での撮影無料や上映会開催等次の作品制作をサポート

◆第一回池袋みらい国際映画祭 開催記録

  • 応募作品数 16作品
  • 上映イベント 2017年1月29日(日) みらい館大明 大明スタジオ 参加者 98名

入賞・上映作品及び各賞受賞作品 ()内は監督名

T R E M B L E (小林直希)/ union(二木顕三)/island(田村凌一)/桜桃らんでぶー(高橋良多)

スメルズ・ライク・ア・カトリセンコウ(佐藤晃) ※地域審査員賞

ヴェルニ(丸山夏奈) ※特別審査員賞

校庭の轍(大金康平) ※一般審査員賞

  • 特別審査員 杉村重郎さん(アニメーションプロデューサー)/小中和哉さん(映画監督)

【2017年1月11日 朝日新聞朝刊掲載記事】

◆第二回池袋みらい国際映画祭 開催記録

  • 応募作品数 23作品(内1本は韓国より応募)
  • 上映イベント2018年1月28日(日) みらい館大明 大明スタジオ 参加者112名
  • 入賞・上映作品及び各賞受賞作品 ()内は監督名

Cで失神(平野正和)/自発的対称性の破れ(宮下武也)/EDあるいは(君がもたらす予期せぬ勃起)(西口洸)

恋(松本優紀)※特別審査員賞・一般審査員賞

アマノジャク・思春期(岡倉光輝)※地域審査員賞

その道で…私たちは、(朴天鎬)※特別審査員賞

  • 特別審査員 勝村俊之さん(池袋シネマ・ロサ番組編成 プロデューサー)/荒川眞嗣さん(アニメ演出家、アニメーター)
  • 特典 優秀三作品(恋、アマノジャク・思春期、その道で…私たちは)の上映会を池袋シネマ・ロサにて開催

◆第三回池袋みらい国際映画祭 開催記録

  • 応募作品数 48作品
  • 上映イベント2019年1月27日(日) みらい館大明 大明スタジオ 参加者90名
  • 入賞・上映作品及び各賞受賞作品 ()内は監督名

霞立つ「永井和男」/「ユキジの国のアリサ」(山口十夢)/「ナナちゃん、Oh mein Gottしよ」(西村達哉)

「『あい』をたべる」(渡辺悠太) ※短編賞

「夏を撮る」(柴口勲)※特別審査員賞・地域審査員・みらい賞

  • としま映像教育プロジェクト・子ども映画プロジェクト作品上映

日本こども映画コンクール 審査員特別賞受賞作品「手紙がつないだ夏」特別上映

  • 特別審査員 石川真吾さん(映画監督・編集技師)/木場明義(映画監督、長岡造形大学非常任講師)
  • 特典 ・各賞の副賞:表彰状、盾、みらい館大明優待利用権(3階撮影フロア3日間無料利用/約24万円相当)

◆第四回池袋みらい国際映画祭 開催記録

  • 応募作品数 33作品
  • 上映イベント 2020年1月26日(日) みらい館大明ブックカフェ  参加者58名
  • 入賞・上映作品及び各賞受賞作品 ()内は監督、制作チーム名地域審査員賞:グラフィティ・グラフィティ! (松尾豪監督<制作チーム:GOING FILMS>)
    俺ら、夏鳥 (髙畑颯人監督<制作チーム:おとめ座蝶映河団>)Basket Case
    (三角拓夢監督<制作チーム:三角組>)
    ミは未来のミ (磯部鉄平監督<制作チーム:belly roll film>)
    特別審査員賞:相対性浪漫飛行 (坂田 航監督<制作チーム:平成29年度 東京工芸大学 芸術学部 映像学科 映画領域 4年>)

    • としま映像教育プロジェクト・子ども映画プロジェクト作品上映
    • 特別審査員 親泊寛昌さん(東京都立千早高等学校 ビジネス科 主任教諭)/宮尾ひかるさん(アイドル・タレント)/中平一史さん(アートディレクター・映画監督)
    • 特典 各賞の副賞:表彰状、みらい館大明優待利用権(3階撮影フロア3日間無料利用/約24万円相当)

◆第五回池袋みらい国際映画祭 開催記録

  • 応募作品数 20作品
  • 上映イベント 2021年1月31日(日) みらい館大明ブックカフェ  参加者19名 視聴者337名
  • 入賞・上映作品及び各賞受賞作品 ()内は監督、制作チーム名観客賞:FLYLEAF (折野正樹監督<制作チーム:神戸芸術工科大学>)
    地域審査員賞・特別審査員賞:ROUTINE(宮原拓也監督<制作チーム:ENBUゼミナール>)
    サナギ (樋口皓大監督<制作チーム:ニューシネマワークショップ>)
    ミミズを拾ってみた (李叔芹監督<制作チーム:東京藝術大学大学院映像研究科>)
    梅雨明けを待ちながら (中村洸太監督<制作チーム:立教大学>)
    命が笑っている (松隆祐也監督<制作チーム:オフィス・ブリレ>)
  • 特別審査員 親泊寛昌さん(東京都立千早高等学校 ビジネス科 主任教諭)/原田朱さん(女優・歌手・タレント)/中平一史さん(アートディレクター・映画監督)
  • 特典 各賞の副賞
    地域審査員賞、特別審査員賞、観客賞
    ・表彰状、ブックカフェの主催事業でプレミア上映会実施(会場 ブックカフェもしくは大明スタジオ)(有効期間:2021年4月~2022年3月)
  • 地域審査員賞、特別審査員賞
    ・みらい館大明優待利用権(3階撮影フロア3日間無料利用/約24万円相当)

◆第六回池袋みらい国際映画祭 開催記録

◦ 応募作品数 27作品
※新型コロナ感染拡大のため昨年に引き続き、集合上映会は中止しオンライン配信を行い、トークショーや表彰式は特  別審査員と映画祭実行員のみ来館。
◦ 表彰式配信イベント2022年1月30日(日) みらい館大明ブックカフェ 来場者 3名(特別審査員) Zoom参加 22名(監督8名、キャスト10名、地域審査員4名)
◦ オンライン配信1月21日(金)~30(日) ※過去の入賞作品も配信 ・オンライン視聴回数 440回(5月12日時点)
◦ 入賞・上映作品及び各賞受賞作品 ()内は監督、制作チーム名
新しい眼鏡を買わなくちゃ/幽かな光(長谷川真梨菜 ・ 田中晋・山本善博監督<制作チーム:米子工業高等専門学校 放送部>)
あめとひなた (江口寛武監督<制作チーム:SAGA SHORT FILM>) ※一般審査員賞(観客賞)
クアッドマン (永田涼介監督<制作チーム:永田組東京俳優・映画&放送芸術専門学校>)
消しかすの花(小池匠監督<制作チーム:小池組>)
最終頁 (中村洸太監督<制作チーム:立教大学>) ※特別審査員賞
弾丸ラナリスク (竹島潤太監督<制作チーム:弾丸ラナリスク製作委員会>)
月と幽体 (横田新監督<制作チーム:大阪芸術大学映像学科>)
ランチメイト症候群(浜崎正育子監督<制作チーム:ニューシネマワークショップ>) ※地域審査員賞
◦ 特別審査員
博多哲也さん(東京学芸大学 教育学部 表現教育コース 特任講師)
米澤渉さん(一般社団法人アプチーズ・エンタープライズ プロデューサー/武蔵野市観光大使)
原田朱さん(女優)石田企画所属
◦ 特典 各賞の副賞
地域審査員賞、特別審査員賞、観客賞
表彰状、ブックカフェの主催事業でプレミア上映会実施(会場 ブックカフェもしくは大明スタジオ)
地域審査員賞、特別審査員賞  みらい館大明優待利用権(3階撮影フロア3日間無料利用/約24万円相当)

◆各種サポート
◆「相対性浪漫飛行」(第4回特別審査員賞受賞作品)の池袋・シネマロサ上映サポート
・シネマロサ担当者への橋渡し
・大明スタジオでの試写会開催
・地域の団体と上映を応援する会を組織
・としまテレビ(地元ケーブルテレビ)、「ブックカフェニュース」(YouTube番組)に監督の坂田航さんをブッキング
大明スタジオ試写会 (2021年12月12、13日)
池袋・シネマロサ上映 (2022年1月15~21日)

◆第六回入賞作品をみらい館大明ブックカフェにて上映会開催

◆過去入賞作品を動画配信サービスU-NEXT代理店に紹介(2022年5月より配信開始)

◆第七回池袋みらい国際映画祭 開催記録

◦応募作品数 50作
第7回目の開催を、2023年1月21日(土)、22日(日)、28日(土)、29日(日)の4日間にかけ開催しました。
これまではコンペティション部門のみ開催しておりました当映画祭は、芸術文化復興基金に採択されたことを受け規模を拡大し、コンペティション部門以外に、昨今話題となったインディーズ映画を上映する「招待作品部門」と、昨今可視化が進む制作現場におけるハラスメント問題について考える講演会(事前収録)を開催しました。
◦イベント 2023年1月21(土)~1月29日(日)(オンライン上映)
1月21日(土)、1月22日(日)、1月28日(土)(招待作品、イベント・ワークショップ)
1月29日(日)(コンペティション作品の上映会、トークライブ、表彰式)
有料イベント+ノミネート作品上映、来館人数
1月21日(土)34名、1月22日(日)54名、1月28日(土)39名、1月29日(日)18名
合計145名来館
◦ 入賞・上映作品及び各賞受賞作品 ()内は監督、制作チーム名
時間銀行/5min/2020年/田中晋(米子工業高等専門学校 放送部)
灰色の街/29min/2022年/島津叶英(青山学院大学 木ノ内ラボ)
初対面/17min/2022年/黒柳鼓笛(日本大学 芸術学部 映画学科 卒業)
遊声ストライプ/27min/2021年/松本颯人(米子工業高等専門学校 放送部)
ぼくときみの小さな勇気/17min/2022年/相馬雄太(スタジオモノロン)
子役/34min/2022年/三上泰輝(ニューシネマワークショップ)
かっけぇ同士/19min/2022年/柳琦(ニューシネマワークショップ かっけぇ俺ら)
モンブラントラベラー/32min/2022年/眞鍋雅幹(慶応義塾大学)

<受賞作品>
・地域審査員賞 ぼくときみの小さな勇気/17min/2022年/相馬雄太(スタジオモノロン)
・特別審査員賞 かっけぇ同士/19min/2022年/柳琦(ニューシネマワークショップ かっけぇ俺ら)
・一般審査員賞 子役/34min/2022年/三上泰輝(ニューシネマワークショップ)

◦ 特別審査員
●中平一史(アートディレクター・映画監督)
●米澤渉(一般社団法人アプチーズ・エンタープライズ プロデューサー/武蔵野市観光大使)
●中里ゆみ(女優)
◦ 特典 各賞の副賞
地域審査員賞、特別審査員賞、一般審査員賞
表彰状、ブックカフェの主催事業でプレミア上映会実施(会場 ブックカフェもしくは大明スタジオ)(有効期間:2023年4月~2024年3月)
地域審査員賞、特別審査員賞
みらい館大明優待利用権(3階撮影フロア3日間無料利用/約24万円相当)

池袋みらい国際映画祭運営事務局

東京都豊島区池袋3-30-8
みらい館大明内 池袋みらい国際映画祭運営事務局
E-mail:imiraifilminternational@gmail.com

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